ラベル素材は基本的に表面基材、粘着剤、剥離紙・剥離フィルムの3要素から構成されています。
これらの3要素にはさまざまな種類があり、その組み合わせによって各種要求性能をクリアしたラベル素材が生み出されます。
表面素材の上に貼られるフィルムで、印刷面の保護だけでなく、退色を防ぐ昨日や、意匠性も付与することができます。
主に紙基材とフィルム基材に大別されます。
商品の価値を高めたり、製品の管理を確実に行うためには、まずラベルの表面基材の的確な選定が必要です。
色、質 感、意匠性はもとより、耐熱性、耐候性、耐水性などの諸条件をクリアしたもの、さらにはさまざまな特殊用途に適合した表面基材などが豊富にあります。
色、質感、意匠性
表面基材の色はもとより、光沢感やマット感といった表面の風合い、透明性、あるいは独特の質感などは、ラベルの印象を大きく左右します。
印刷適性、印字適性
ラベルの用途によっては、製品の製造工程に対応した各種性能や、屋外使用に適した耐候性などが求められるケースもあります。
耐熱性、耐候性、耐水性
表面基材の色はもとより、光沢感やマット感といった表面の風合い、透明性、あるいは独特の質感などは、ラベルの印象を大きく左右します。
特殊用途への適合
クリーンルームでの使用に適した高度な低発塵性、あるいはラベルを貼付したプラスチック容器などの再生処理への適合といった、特殊用途に合った表面基材も各種あります。
粘着剤は、ラベルが製品に恒久的に貼付されるのか、後ではがす必要があるのか、また、はがした後でもう一度貼る必要があるのかによって、永久接着(強粘 着)タイプ、再剥離(弱粘着)タイプ、再貼付タイプの3種類に大きく分けることができます。さらに表面基材や被着体の種類、あるいは冷食用、耐水用、耐熱 用などの使用目的によっても、多くのグレードから選択することができます。
粘着剤の塗工工程ではその表面平滑性を左右し、ラベル印刷やラベリング(貼付)の際にはラベル素材自体の機械 適性に大きく影響を与える剥離紙・剥離フィルム。実はこの剥離紙・剥離フィルムにも、剥離性能、表面平滑性、耐カール適性、寸法安定性、打ち抜き加工適性 など、多くの特性が要求されます。
また、一般の古紙回収ルートで雑誌古紙として再生処理できるよう、ポリエチレンラミネート加工を施していないタイプもご用意しています。